男子高生44人が女子中学生1人に1年間性暴行…実際の事件を扱った映画に韓国人気女優が出演した理由

人気女優のチョン・ウヒが、実際の集団性暴行事件を扱った映画に出演した理由を明らかにした。

6月5日に放送されたtvNバラエティ『ユ・クイズON THE BLOCK』には、女優のチョン・ウヒが出演。ここで彼女は、「密陽(ミリャン)女子中学生集団性暴行事件」を扱ったインディペンデント映画『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』について、「製作費なしですべての方々が心を集めて撮影した作品」と明かした。

続けて、「大衆が“少し難しい話に耳を傾けてくれるだろうか?”と悩んだが、確信もあった。私たちの話は確かに意味があると思った」と述べた。

(写真=tvN)番組で出演理由を語るチョン・ウヒ

それとともに、「その子と私が2人きりで寄りかかって、頼りながら時間を過ごしたようだった。いつも私がそばにいてあげたかった」と付け加えた。

密陽集団性暴行事件とは、2004年12月に慶尚南道(キョンサンナムド)の東部に位置する密陽で起きた実際の事件。高校生44人が、隣接する蔚山(ウルサン)の女子中学生1人を密陽に誘い、1年間にわたって性暴行を加えたという痛ましい事件だ。

『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』

最近、あるYouTubeチャンネルで加害者の身元と近況が暴露され、再び注目を集めている。

当時、事件を捜査した蔚山地検は、加害者のうち10人(拘束7人、不拘束3人)を起訴し、20人は少年院に送られた。残りの加害者は被害者と合意したり告訴状に含まれなかったことで、公訴権なしという決定が下された。

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