パワハラや愛犬虐待の疑惑が浮上した韓国のドッグトレーナー(38)、出演番組が3週連続で放送中止に

パワハラや愛犬虐待の疑惑が浮上したドッグトレーナー、カン・ヒョンウク(38)の影響で、KBSのバラエティ番組『犬は立派だ』(原題)が3週連続で放送中止となる。

KBSの番組表によると、『犬は立派だ』が放送される予定だった6月3日(月)20時55分には、ドラマ『ぞんざいに扱って』(原題)の第6話の再放送が編成された。これで『犬は立派だ』は、5月20日、5月27日に続き、3週連続での放送中止が確定した。

もともと『犬は立派だ』は、成熟したペット文化を作るために愛犬と人が幸せになれる方法を考える番組で、タレントのイ・ギョンギュ、元プロゴルファーのパク・セリらが出演中だ。

謝罪するにはしたが…

『犬は立派だ』が放送中止となったのは、番組出演者のカン・ヒョンウクが議論に包まれたからに他ならない。

(写真提供=Bodeumカンパニー)カン・ヒョンウク

カン・ヒョンウクの疑惑が提起されたのは最近で、オンラインコミュニティを中心に、彼が代表を務める「Bodeumカンパニー」の元社員による否定的な文章が上がったからだ。さらに最近、Bodeumカンパニーの廃業の噂が広がり、注目を集めた。

自身をめぐる疑惑に対してカン・ヒョンウクは5月24日、自身のYouTubeチャンネルを通じて「遅くなって申し訳ありません」という題名の動画を通じて釈明した。

その動画でカン・ヒョンウクはCCTV監視疑惑、同意なしにメッセンジャーを監視した疑惑、愛犬“レオ”を放置した疑惑をはじめ、賃金未払い、保護者への悪口、廃業決定後の新規会員プロモーション進行、暴言などについて釈明した。

カン・ヒョンウクは「私が代表として不足で生じた問題については最善を尽くして釈明し、また足りない部分があり、残念な部分があった方々がいらっしゃったならば、心より謝罪したい。そして、その方々が許すならば、一人ひとりに会いたいし、機会があれば話をしながら謝らなければならない部分には十分に謝罪し、もし私が罰を受けるべきなら、甘受する」と述べた。

ただ、「現在、本当に多くの憶測と誹謗があることを知っている。多くの虚偽があることも知っている。私が本当に熱心に仕事をして、優秀な職員、トレーナーの方々がいらっしゃった場所を、このように憶測や誹謗する方々にお願いしたい。もう止めてほしい。そして彼らを守るために必要ならば、法的措置もとる計画だ」と明らかにした。

それでも真相をめぐる攻防は続いており、出演番組は3週連続の放送中止だ。『犬は立派だ』がいつ正常に放送を再開するのか、関心が集まっている。

(記事提供=OSEN)

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