「思いやりを忘れないで」 人権スポーツふれあい教室 岡山湯郷ベル選手と小学生が交流/岡山・津山市

女子サッカーチーム・岡山湯郷ベルの選手らを招いた「人権スポーツふれあい教室」(津山人権啓発活動地域ネットワーク協議会主催)が5日、岡山県津山市の広戸小学校で開かれ、4~6年生25人がアスリートとふれあいながら思いやりの心を学んだ。

市出身の内田好美選手、多埼美玖選手、山田蕗選手、三田一紗代選手、池田知佳コーチと、人権擁護委員らが来校した。

人権イメージキャラクター「人KENまもるくん 人KENあゆみちゃん」が登場した後、選手が入場。サッカーボールを使ったレクリエーションやミニゲームを楽しんだ。

手をつないで作った円の中でボールを運ぶゲームでは、子どもたちは声をかけ合いながらパスをつなぎ、ゴールをすると喜び合った。

交流後には選手たちから「友達とけんかすることがあっても思いやりを忘れないで」「普段から感謝の気持ちを持って学校生活を送って」などとメッセージが贈られ、子どもたちは真剣に耳を傾けていた。

4年の芦田保月君と石原有真君は「選手たちの体の使い方が上手だった。思いやりを持って学校生活を過ごしたい」と話していた。

子どもたちに思いやりの大切さを伝える選手たち

© 津山朝日新聞社