超有名なのに【実は外伝だった】ゲーム3選。『桃鉄』って元ネタあったんだ!

いまや誰もが知る人気ゲーム。しかし実は……?

気がつけば本編より有名になってしまった「外伝ゲーム」3作品をご紹介します。

桃太郎伝説→桃太郎電鉄

桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~ アマゾン販売ページより / Via amazon.co.jp

パーティーゲームの定番! 長年愛されている『桃太郎電鉄(桃鉄) 』シリーズが誕生したのは1988年のこと。当初は「すごろく」をベースに鉄道と土地開発の要素を加え、日本全国を旅するボードゲームとして開発が進められていました。

プレイヤーの代わりに全国各地を巡る桃太郎などのデザインは、開発を手掛けたハドソン(当時)が1987年に発売したRPG『桃太郎伝説』から流用されたもので、イヌ、サル、キジなど、おとぎ話『桃太郎』をモチーフにしたキャラクターデザインがそのまま使われました。

第1作目が発売されてからは毎年のように新作が発売される超人気シリーズに成長しましたが、2010年代前半にシリーズは一度幕を下ろしました。しかし、数年後に体制を改めてシリーズは復活し、2020年に発売されたNintendo Switch『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜』は400万本を売り上げる大ヒットを記録しています。

魔導物語→ぷよぷよ

ぷよぷよ!! - 3DS アマゾン販売ページより / Via amzn.asia

画面上部から落ちてくるスライムのような見た目のピース「ぷよ」をつなげて消す。シンプルなゲーム性がクセになるパズルゲーム『ぷよぷよ 』は1991年にMSX2、ファミリーコンピュータディスクシステム用ソフトとして誕生しました。

その後、ゲームセンターに設置されるアーケードゲームとして登場すると、かわいいキャラクター、対戦プレイの熱さなどで好評を集めました。

実はパズルピースの「ぷよ」や、作品の顔といえる存在の「アルル」は、開発元のコンパイルが1989年に発売したRPG『魔導物語』に登場するキャラクターが元ネタになっています。

2000年代に入ってコンパイルが経営破綻したため、シリーズも潰える危機を迎えましたが、紆余曲折あってセガが権利を引き継いでシリーズは存続。2014年に『テトリス』とコラボした新作『ぷよぷよテトリス』がヒットするなど、現在も多くの人に親しまれています。

タイタンフォール→APEX LEGENDS

エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション アマゾン販売ページより / Via amazon.co.jp

日本で最も遊ばれているバトルロワイヤルゲームと評しても過言ではない人気FPS『APEX LEGENDS 』は、2019年2月にサービス開始されました。

個性豊かなレジェンド(キャラクター)、プレイヤーの技能とチームとしての戦略が重要になる奥深いゲーム性に多くのゲーマーが熱狂し、世界最高峰のプレイヤーたちによる世界大会「ALGS(エーペックスレジェンズ グローバルシリーズ)」が開催されるなど、現代のゲームシーンを語るに欠かせない存在です。

同作の世界観は開発元であるRespawn Entertainmentのヒット作『タイタンフォール』シリーズと共有しており、『タイタンフォール2』の未来の世界を舞台にしています。

APEX LEGENDSに登場する武器の多くがタイタンフォールに登場した武器の発展型と見られるデザインや型番をもっているほか、タイタンフォールで起きた事件がAPEX LEGENDSのストーリーに絡んでくることもあります。

APEX LEGENDSの世界的な大ヒットによって、すっかり過去の存在になってしまったタイタンフォールですが、名シーンが数多くある魅力的なストーリーは色褪せることなく、現在もファンからは根強い支持を集めています。

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