【ETCカードを2年間で85回約8万円分を不正使用】西郷村が30代男性職員を懲戒免職処分・福島県

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西郷村は高速道路で使用するETCカードを私的に使用した職員など3人の懲戒処分を6月5日に発表しました。

西郷村によりますと、4月3日付けで懲戒免職処分にしたのは総務課の30代男性職員です。

この職員は2021年11月から2年間、所有するETCカードを持ち出すなどして自分の車で85回私的に利用し、7万9170円を村に支払わせたということです。

カードの使用内容をみて不審に思った他の職員が調査して発覚しました。

この職員は全額を村に弁償したため、刑事告訴はしないとしています。

この職員を監督する40代の上司を戒告処分としました。

また2024年2月に酒を飲んだ状態で自家用車を運転し、物損事故を起こした疑いで逮捕された40代の男性職員を5月31日付けで停職1年の懲戒処分にしました。

この男性職員は退職届を提出し受理されています。

西郷村は職員の不祥事が相次いだことを受け、村長と副村長の7月分の給与を10%減額する条例改正案を議会に提出しました。

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