【1か月予報】来週から本格的な暑さに 梅雨入り遅れても西日本は多雨傾向 沖縄は梅雨末期の大雨に注意

きょう6日(木)、気象庁は6月8日~7月7日にかけての「1か月予報」を発表しました。

【1か月予報のポイント】
・暖かい空気に覆われ、気温は全国的に高く、特に期間の前半は北~東日本で「かなり高い」
・沖縄や奄美、西日本の太平洋側は、前線や湿った空気の影響で降水量は「平年並みか多い」

今週は上空の寒気の影響で、
朝晩を中心に冷えた日もありましたが、
来週以降は暖かい空気が流れ込みやすく、
気温も平年を上回る日が多くなる見込みです。

特に6月8日~21日頃は、東~北日本でかなり高くなると予想されており、

熱中症に注意が必要となってきます。

ことしは、5月21日に沖縄や奄美地方で「梅雨入り」したあと、
九州など西日本の「梅雨入り」は発表されていません。

梅雨入りの平年日と去年の日を見てみると、

          平年日   (去年・2023年)、
九州南部    5月30日ごろ  (5月30日ごろ)
九州北部    6月4日ごろ  (5月29日ごろ)
四国       6月5日ごろ  (5月29日ごろ)
中国       6月6日ごろ  (5月29日ごろ)
近畿       6月6日ごろ  (5月29日ごろ)
東海       6月6日ごろ  (5月29日ごろ
関東甲信    6月7日ごろ  (6月8日ごろ)
北陸       6月11日ごろ  (6月9日ごろ)
東北南部    6月12日ごろ  (6月9日ごろ)
東北北部    6月15日ごろ  (6月9日ごろ)

平年では、そろそろ本州付近も梅雨入りする頃ですが、
今年は、平年・去年と比べても遅くなる見込みです。

ただ、日本の南で高気圧が強く、沖縄・奄美、西日本の太平洋側には
湿った空気が流れ込みやすくなるため、
梅雨入りが遅くても西日本では雨量が多くなる恐れがあります。

また、平年では6月末に梅雨明けする沖縄や奄美地方でも、
向こう1か月は雨量が多くなるため、梅雨末期の大雨に注意が必要です。

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