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2024年6月5日、ルヴァンカップのプレーオフラウンド第1戦でFC東京はサンフレッチェ広島に1-2と敗れた。悔やまれたのは早い時間帯での2失点。立ち上がりは攻め込む時間帯もあっただけに、その勢いを削がれた意味でも10分、11分での失点は痛かった。
「ああやって10分、15分ぐらいで失点してしまうとちょっと…」と話したのは仲川輝人だ。
「せっかくのホームなのに。勢いよく入れた気はするんですけどね。あの一発でちょっとへこんじゃって。もったいなかったと思います」
0-2からディエゴ・オリヴェイラのPK(25分)で1点を返し、1-2で迎えた後半は細かいパス回しから何度か広島のゴールに迫る場面があった。まずまずのチームパフォーマンスに映ったが、仲川は「結局、負けているんで」と反省を口にした。
「決め切るところで決め切らないと。最後の質のところが重要だと思います」
次はアウェーゲーム(6月9日)。「僕たちは勝ちに行くしかない」と仲川は言う。
「今季はアウェーのほうが勝率はいいので、変な自信を持って試合に臨みたいと思います」
少し明るい声でそう言って囲み取材を終えた仲川。この日もキレのあるプレーでチャンスを作っていたので、アウェーゲームではゴール、アシストを期待したい。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)