酪農の歴史を学べる江別市の「旧町村農場」。新たにカフェや子どもが遊べるスペースができ家族で楽しめる施設に生まれ変わりました。
6日リニューアルオープンした江別市の「旧町村農場」。今から96年前の1928年に、牛づくりの神様と呼ばれた町村敬貴氏が作った農場で、当時の牛舎や邸宅などが見学施設として保存されています。老朽化のためおととしから休館し、改修工事が行われていました。
えべつ観光協会 町村均会長)
「私が生まれ育った場所でありますので、なんとなく今日こんな感じで、このような日を迎えるのがちょっと気恥ずかしくもある。公園として残していただけていることは非常にありがたく思っています」。
旧町村邸の中に新たにできたのが…
森唯菜アナウンサー)
「カフェはカウンターテーブルになっています。深みのある木の色合いが落ち着きます。奥には江別にこだわったかわいらしい雑貨がたくさん並んでいます」。
カフェ「サルーンマチムラ」。町村農場の牛乳に江別産の小麦を使ったフレンチトーストなどを味わうことができます。
森唯菜アナウンサー)
「しっとりしています。ミルクの優しい甘みと生クリームのコクのある甘みが相性ばっちりです」
こちらは江別産のハチミツが入ったハニーミルク。
森唯菜アナウンサー)
「ハチミツの味が濃厚です。けど冷たい牛乳でスッキリ。暑い夏にもぴったりです」
客)「いまソフトクリーム食べていました。気軽にお茶とかを飲んだり、遊べたりできる場所ができてうれしい」。
子ども)
「楽しい」
パフェやソフトクリームなどはテークアウトもできるので、農場の緑の中で味わうのもいいですね。
さらに、牛舎の中に新たに作られたのが…
森唯菜アナウンサー)
「木のおもちゃたくさんあります。柔らかい緑の絨毯に、窓からの日差しも入って、外にいるかのように開放的です」。
広々としたキッズスペース。また町村農場の歴史が学べる展示スペースでは新たにQRコードが導入されスマートフォンなどで読み取ると外国語で説明を見ることもできます。
江別市 後藤好人市長)
「この場所が周遊観光の拠点の1つになることを私たちとしては期待している」。
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