ひろゆき氏、小中高生らの万博招待に疑問「無理して行きたくない子を招待する必要ない」「家族で行けば」

2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之)氏が6日、自身のX(旧ツイッター)を更新。大阪府が来年の大阪・関西万博に府内在住の小中高生などを無料招待するという事業に対し、大阪府の教職員組合が5日、府や教育委員会に事業の中止を求める申し立てを行ったという報道を引用し、自身の見解を示した。

大阪府は「校外学習」として学校単位で参加する意向の有無を各校に問うたところ、5月末までに約1740校から回答があり、全体の約7割となる約1390校が「希望する」と回答したとしていたが、ひろゆき氏は交野市の山本景市長が同市内にある13の小・中学校のうち「希望する学校は1つもない」としたコメントを引用。「大阪万博は大人気なんだから、無理して行きたくない子供たちを招待する必要ないですよね?」と皮肉も込めながら指摘した。

ひろゆき氏の投稿に対し、山本市長は「学校で万博子ども無料招待に参加しなくても、入場券が発行され、希望者は万博に行けます。万博が大人気なら、皆、行くのでは?不人気なんで、学校単位と言ってるだけでは?」と自身の考えをつづり、「なお、大阪府は万博子ども無料招待と言っても、交通費は1円も出しません。結局、市や保護者への負担の押し付けなんです。」と付け加えた。

山本市長の投稿を受け、ひろゆき氏は「学校単位で万博に行くバスを出すと、交野市の生徒は一人当たり約5000円の負担。入場券は配られるそうなので、行きたい子は家族で行けば良いと思うんですよね。万博に行きたくない子にまで負担させるのは変。」と改めて大阪府の姿勢に対して疑問を呈した。

(よろず~ニュース編集部)

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