群馬県 宇留賀前副知事の再任案巡り県議会の全員協議会で山本知事が説明へ

山本知事が提出を先送りしている宇留賀前副知事の再任案について、群馬県議会は議員間の情報共有を図るため12日に全員協議会を開き、知事から直接説明を受けることを決めました。

宇留賀前副知事の再任案を巡っては、山本知事が5月24日の県議会本会議での提出を見送りましたが、6月17日まで開かれている第2回定例会の間に提出する考えを示しています。

こうしたなか、県議会の須藤議長は、議員間の情報共有を図るため12日に全員協議会を開き、副知事の選任について知事から直接説明を受けることを決めました。県議48人全員が出席し、知事が再任の目的などを説明した後、質疑応答が行われる予定で、この件で知事が正式に議会側に説明するのは初めてです。

山本知事は6日の定例会見で知事から申し入れを行ったことを明らかにしたうえで、「丁寧に議員に説明したい」としました。

「慢心というか県議会に対する甘えみたいなものもあった。反省しなきゃいけないなと思います。そのことをしっかり伝えた上でなぜ宇留賀副知事の続投をお願いしているのかということを、できるだけ誠実に正直に丁寧にご説明をして理解を得たいと思います。」(山本知事)

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