『ザ・ヴォイス』シーズン27、アダム・レヴィーン復帰&ケルシー・バレリーニがコーチ・デビュー

OBコーチの一人が米オーディション番組『ザ・ヴォイス』に復帰する。

現地時間6月5日、米NBCが2025年春に放送される『ザ・ヴォイス』のシーズン27に、マルーン5のアダム・レヴィーンが6年ぶりにコーチとして復帰することを発表した。また、ケルシー・バレリーニが初めてコーチを務める。

レヴィーンとバレリーニは、シーズン27でマイケル・ブーブレとジョン・レジェンドのコーチ勢に加わる。シーズン26ではブーブレ、スヌープ・ドッグ、リーバ・マッキンタイア、グウェン・ステファニーらがコーチを務める。

2019年5月、マルーン5のフロントマンであるレヴィーンは、16シーズンを経て『ザ・ヴォイス』を去ることを発表し、感動的なエッセイをシェアした。レヴィーンは2011年4月26日に初めて巨大な赤いコーチ席に座り、8年間で3人を優勝候補に導いた。

「約8年前、(エグゼクティブ・プロデューサーの)マーク・バーネットが、ステージ上の歌手に背を向けて大きな赤い椅子に座るこの番組に参加するように僕を説得しました。まずはマークに感謝しなければなりません。自分たちが何をしているのか、どこへ向かっているのか、まったくわからなかったです。撮影初日を終えて、僕は呆然とその場に座り込んでいました。自分に“ここには魔法がある。何かが確実に起こっている”と言いました。それは僕の人生を形作る体験となり、永遠に心に深く刻まれるものとなりました」とレヴィーンは当時Facebookに書き込んだ。

レヴィーンは2023年にマルーン5として一時的に『ザ・ヴォイス』に復帰し、2021年以来の最新作「Middle Ground」を披露した。

バレリーニも『ザ・ヴォイス』ではお馴染みで、シーズン16はバトル・アドバイザーとして、シーズン20はコーチとしてチーム・ケリーに加わっていた。

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