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ドイツ2部デュセルドルフの日本代表MF田中碧(25)が、悲願の〝1部昇格〟に苦戦しているようだ。ドイツメディア「ビルト」が報じた。
デュセルドルフは2部の3位として臨んだボーフムとの入れ替え戦に敗れて来季の1部昇格に失敗。この結果を受け、かねて1部クラブでプレーを望んでいた田中は移籍が確実となっており、クラブ側も契約が来夏までとなっているため、売却を望んでいるとされる。
そんな中、同メディアは、デュセルドルフが350万ユーロ(約5億9000万円)程度の移籍金を希望しているとした上で「過去の移籍期間中に田中に関する交渉が行われたことは一度もなく、具体的なプランもまだないため、この考えがどれほど現実的なのかはまったく不明である」と指摘した。
さらに「デュッセルドルフは田中の代理人の仕事ぶりに不満を持っている。現在でも、代理人が交渉中の新しいクラブの可能性について言及したり、他のクラブが田中に支払う用意があるかもしれない金額について示唆したりする気配はない」との現状を伝えた。
先日にはボルシアMGの撤退が報じられた。まさかの2部残留だけは避けたいところだが、「ビルト」の報道を踏まえると楽観視はできなくなってしまいそうだ。