JR北海道の綿貫泰之社長が道議会特別委員会に参考人として出席し、経営再建に向けた取り組み状況を説明しました。
■JR北海道の綿貫泰之社長:
「国や道からも支援を措置していただいた。この支援に対して重く受け止め、不退転の決意で経営自立に向けて取り組みを進めている」。
経営再建中のJR北海道は、今年度から3年間で国から1092億円の支援を受けるほか、来年4月から平均8%の運賃値上げを含む中期経営計画を発表しています。
■綿貫社長:
「この3年が課題解決の最後の機会、最後の機会との認識に立ちまして、地域の交通サービスを持続的に維持するための仕組みづくりに不退転の決意で取り組んでまいります」。
一方で、北海道新幹線の札幌延伸が延期になるなど、経営再建に向けた明確な道筋は描き切れていません。