三刀流での活躍が期待されるNumber_i・平野紫耀の弟

3人組音楽ユニット・Number_iの平野紫耀の弟で、ラッパー、アパレルブランド「RKS RICKY」代表取締役でもある平野莉玖らが28日、東京・千代田区の日本棋院 東京本院で行われた、映画「SENTIENT GAME」の制作発表に出席したことを、各メディアが報じた。

囲碁界を中心とした権力・勢力争いのほか、旧世代・新世代、そして新人種(AIヒューマン)、海外侵略など、さまざまな思いを背負ったキャラクターが対局(ゲーム)する姿を描いた作品。莉玖は映画初出演にして、女優の搗宮姫奈とダブル主演を務める。

莉玖は「主演が決まった時はうれしい気持ちでいっぱいでした。普段はアーティストとして活動していますが、役者としての道も今後極めていきたいと思っていた中での初主演のお話だったので、しっかりと作品で囲碁を知らない人にも影響を与えられるような作品にしたい!」と意気込み。

役者としても先輩となる兄・紫耀には報告していないそうで、「どこかのタイミングで(伝えたい)。(今まで)アドバイスなどは全くもらっていない。(兄とは)なかなかタイミングが合わなくてお互いに忙しくて、連絡しないほうがいいかなと気を使ってしまっている」などと胸中を明かした。

莉玖は2004年、兄をを追うように名古屋市内にある名門ダンススクールに通い始め、小学1年で兄弟ダンスユニットを結成し活動をスタートさせた。

その後、アーティスト「Ricky(リッキー)」として本格的に活動を始め、中学卒業を機にアーティスト活動を休止。2021年5月、アーティスト「RIKU」として復帰宣言を果たしたが、本格的に俳優業もこなすことになった。

「兄に負けないエンタメの才能に加え、アパレルブランドも立ち上げ商才もある。今後、アーティスト、俳優、アパレルの三刀流での活躍が期待される異色の存在」(芸能記者)

再び兄とステージに立つ日もそう遠くはなさそうだ。

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