旧関西ジャニーズ界隈が揺れに揺れている――。
ジュニア（旧ジャニーズＪｒ．）内ユニット・ＡｍＢｉｔｉｏｕｓメンバーの河下楽（２３）だと見られる男性のベッド写真やＬＩＮＥのスクリーンショットなどがネット上に流出し、ファンをザワつかせている。
「ベッドで男性が寝ている写真、交際相手だとされる女性とのやりとり、さらに男性が彼女以外の女性にアプローチするやりとりなどが流出。ベッド写真には、幸せになりたい、好きだから我慢もしていた、などといった生々しいコメントも添えられています」（ワイドショー関係者）
今回の流出騒動を受けてＸ（旧ツイッター）には、
《河下楽ほんとになんのお咎めも無しなの？今まで流出した人達はなんのために謹慎してきたわけ？》
《河下楽、流出ＬＩＮＥが本当なら事務所だけでなく人前に立つ仕事を一切辞めていただきたい》
といった厳しい声が上がっている。
河下は２０２１年デビューのなにわ男子の大西流星（２２）と同期入所。そして所属するＡｍＢｉｔｉｏｕｓはＳＵＰＥＲ ＥＩＧＨＴの大倉忠義（３９）がプロデュースを手掛けており、５月１５日にＣＤデビューを果たしたＡぇ！ｇｒｏｕｐに続く関西発の期待の若手グループでもある。
ＡｍＢｉｔｉｏｕｓを巡っては元メンバー・小柴陸（２１）の不祥事も取り沙汰されたばかり。
２０２３年６月、ＳＮＳ上に未成年だった頃に喫煙・飲酒している小柴の画像が拡散。無期限の活動休止となり、今年１月末をもってＳＭＩＬＥ－ＵＰ．を退所している。
退所翌日の２月１日にＸ、インスタグラム、ＹｏｕＴｕｂｅを開設。２月１０日にＹｏｕＴｕｂｅを更新し、飲酒しながらスタッフと話す動画を投稿し、所属時のエピソードや彼女の存在を明かすなど、“暴露インフルエンサー化”も危惧されたが、インスタもＹｏｕＴｕｂｅチャンネルも３月中旬以降は更新がない。
■WEST.も炎上からの延焼……
旧関西ジャニーズではＷＥＳＴ．も炎上してしまっている。
ＷＥＳＴ．は６月２日にデビュー１０周年を記念したライブツアーを終えたばかりだが、メンバーとライブスタッフの“近すぎる距離感”に一部ファンから疑問の声が上がったのだ。
神山智洋（３０）や桐山照史（３４）がそれぞれインスタにライブの舞台裏の写真をアップしていたが、コンサート中にメンバーが会場を移動する際に使用する台車に女性が書いたような文字の《沖縄つれてってくれません？》というシールが貼られていたほか、中間淳太（３６）は《ディズニーいきたいな チケットほしいな》と台車に貼られたシールに対して、《…せびられてる？》とコメントを添えるなどしていた。
これに一部ファンが疑問を呈して炎上。相次ぐ批判を受けて中間が６月３日にＸを更新し、
《私やメンバーが色んなところであげた舞台裏の写真について、一部、否定的なコメントが届いています。まずは、嫌な気持ちにさせてごめんなさい。ただただ、自分たちが嬉しかったことを共有したかっただけですが、もしかしたらそれが配慮不足になっていたかもしれません。ごめんね》
と謝罪。しかし、
《多くの人は「意見」でしたが、中には「悪口」が混じっています。意見は受けとめますが、送信する前に一度文面を冷静に見てほしいです》
と、ファンを責めるようなコメントを投稿したことでさらなる“延焼”を招いてしまった。
「関西の若手エース格・なにわ男子も昨年、文春砲に３連続被弾。８月に西畑大吾さん（２７）と読売テレビの足立夏保アナ（２４）、９月に長尾謙杜さん（２１）と元有名セクシー女優、１１月に高橋恭平さん（２４）とタレントの黒木ひかりさん（２３）と、短い期間に３連発で『週刊文春』（文藝春秋）に熱愛スクープが報じられ、“ファン離れ”が起きる事態となってしまいました。
さらに、元Ａぇ！ｇｒｏｕｐメンバーの福本大晴さん（２４）は、コンプライアンス違反で昨年１２月３０日をもって旧ジャニーズ事務所を退所。女性問題ではとささやかれましたね。
ＡｍＢｉｔｉｏｕｓと同じように大倉さんがプロデュースを手掛けるジュニア内ユニット・Ｌｉｌかんさいも今年１月、メンバーと見られる男性が女性と一緒にいる写真が流出してしまいました。たしかにこう見ると、旧関西ジャニーズ界隈ではトラブル、スキャンダルが続出していますよね」（前出のワイドショー関係者）
■TOBE設立で揺れたジュニア
関西は東京に比べてマスコミの目が厳しくなく、かねてより旧関西ジャニーズは東京の旧ジャニーズタレントに比べてわきが甘いところがあると言われてきた。
「Ａぇ！ｇｒｏｕｐがデビューしたことで、関西ジュニアのモチベーションが下がっているという指摘もあります。Ａぇ！ｇｒｏｕｐが５月デビューですから、間髪開けずに関西発のグループのデビューが続くというのはこれまでの慣例上もないと言われていますね」（前出のワイドショー関係者）
次のデビューは東の美 少年かＨｉＨｉ Ｊｅｔｓが有力視されている。
「その美 少年とＨｉＨｉ Ｊｅｔｓのデビューも見えない感じですよね。そして、滝沢秀明さん（４１）がＴＯＢＥを設立した際には、ジュニアが大量に流出するのではないかという話もありました。これはＳＴＡＲＴＯ ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴが本格始動したこと、Ａｎｎｅｘ（旧ジャニーズアイランド）社長の井ノ原快彦さん（４７）の必死の説得もあり、落ち着いたとは言いますが……。
デビューが見えないことに加え、ジャニーズ事務所が崩壊してＳＴＡＲＴＯ社体制になり、“ファミリー感”が薄れたこともジュニアの求心力低下につながっているのではないかとも言われています」（前同）
４月１０日に東京ドームで、５月２９日と３０日に京セラドーム大阪でＳＴＡＲＴＯ社の合同公演「ＷＥ ＡＲＥ！ Ｌｅｔ‘ｓ ｇｅｔ ｔｈｅ ｐａｒｔｙ ＳＴＡＲＴＯ!!」を開催。４月１０日に同社の公式サイトも公開され、本格始動することとなった。
「合同公演が開催されたのも、今後、一致団結でＳＴＡＲＴＯ社にファミリー感を出していくためだったとも聞こえてきています。
昔はトップに東山紀之さん（５７）がいて、その下に木村拓哉さん（５１）……といった具合に序列がありました。ところが、専属マネジメント契約ではなく、仕事毎のエージェント契約を結ぶグループやタレントもいるＳＴＡＲＴＯ社はそういう感じでもありませんし、外からいきなりやってきた福田淳社長（５８）に求心力があるかと言えば、そうではありませんからね。
ジュニアも含め、これまで多くのタレントに自分は“ジャニーズのアイドルなんだ”という自負があった。しかし、今の彼らに“ＳＴＡＲＴＯ社のアイドルなんだ”という気持ちはまだ芽生えていないようで、タレントたちからもそうした発言がありますね。
もともと脇が甘いと言われていた旧関西ジャニーズのタガが外れたようなトラブル連発には、まとめ役の井ノ原さんも頭を悩ませているのではないでしょうか」（同）
ＳＴＡＲＴＯ社の始動から２か月――まだまだ不完全で不安定な部分は少なくないようだ。
