長崎市は新型コロナウイルスの秋のワクチン接種費用などを盛り込んだ、約11億円の予算案をとりまとめました。
長崎市が6月議会に提出する予定の一般会計の補正予算案は、総額約10億9200万円です。
65歳以上の高齢者などへの新型コロナウイルスのワクチン接種費用として、約8億3700万円を計上しています。
対象者は約13万5000人で、自己負担額は2000円です。
(非課税世帯、生活保護世帯は無料)
接種は2024年年10月からで、対象者には市からハガキが届く予定です。
また市は2026年4月、長崎市民会館に桜馬場中学校の分教室をつくり、不登校の中学生を受け入れます。
長崎市の鈴木史朗市長は「子育て世代の教育についても様々なニーズがある中で、不登校に関する受け皿、学びの場を提供する。これは大変 重要なこと」と話しています。
長崎市によりますと、2023年度の不登校だった小学生は449人、中学生は707人でした。
新たな学びの場では、中学1年から3年まで各学年10人ずつを受け入れる方針です。