【巨人】元木大介氏が引退後初の始球式「毎日の試合が究極だった」

始球式を行った元木大介氏

巨人の〝くせ者〟が東京ドームに帰ってきた。

巨人OBで昨季まで作戦兼内野守備コーチを務めていた元木大介氏(52)が6日のロッテ戦(東京ドーム)前に行われた始球式に登場した。ベンチ横で、ドジャース・大谷翔平(29)が練習中に行うボールトレーニングのモノマネを華麗にしてからマウンドに上がった。この練習が功を奏したのか、小林のミットにノーバウンドの直球を投げ込みファンをどよめかせた。

なぜかゲッツを披露して引き上げた元木氏は「久しぶりにファンの皆さんの前で、大歓声の中でグラウンドに立つことができてすごくうれしかったです」と満面の笑みで語った。

巨人は4日から6日まで球団創設90周年を記念し「レジェンズデー」を企画。この日は、チャンスやピンチなど究極の場面でチームやファンの期待に応えてきたOBにフォーカスした「仕事人」だった。

自身が思う〝究極の場面〟について聞かれた元木氏は「究極っていうのはほぼ毎日の試合が究極だからね。いろんな試合がある中でやっていってるから、どのプレーが…とかはないかな。真面目でごめんなさい(笑い)」と現役時代を振り返っていた。

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