広島市でも有数の渋滞ポイントで、原因となっていた踏切がついに廃止です。JR芸備線・中山踏切周辺の渋滞を解消するためのアンダーパスが6日、開通しました。
開通したのは、JR芸備線の下をくぐるアンダーパスで、約400メートルの区間です。
JR広島駅と広島市東区の温品・戸坂地区などを結ぶ道路が交わる場所にあった中山踏切は交通量が多く、広島市でも有数の渋滞か所になっていました。
アンダーパス開通で渋滞の解消が期待されています。
しかし、開通初日にはこんな場面も…
梅川千輝 記者
「もとの踏切へ続く道には『通り抜けできない』表示する看板があり、近くで誘導もしているのですが、慣れない道の変化に困惑する車両や人の姿が見られます」
住民
「道がわからなくて手探りで歩いてきた。開通したことで渋滞が解消されるとうれしい」
アンダーパスには歩道も整備され、新しい通学路にもなりました。
近隣の小学校教諭
「児童はここを通るのが楽しいと言って歩いていた。踏切よりアンダーパスの方が通りやすいので安心」
広島市は「アンダーパス開通によって交通形態が大きく変わったので、看板を見ながら通行してほしい」と呼びかけています。