「人生って面白い」 元Jリーガー、稲本潤一と22年越し境遇「一緒の更衣室で着替えてる」

稲本潤一がワールドカップで決めたゴールに脚光【写真:徳原隆元】

南葛SCで稲本と同僚のDF新井博人がSNSを更新

関東1部リーグの南葛SCに所属するDF新井博人が自身の公式SNSを更新。FIFAワールドカップ(W杯)公式が回想した元日本代表MF稲本潤一の姿に反応している。

27歳の新井は、明治学院大学初のJリーガーとして2019年よりギラヴァンツ北九州に加入。初年度はJ3リーグ21試合に出場し1ゴールをマークすると、チームは首位を勝ち取りJ2昇格を達成した。

翌20年以降、新井は出番を失い21シーズン限りで契約満了が決定。22年からはVONDS市原FC(関東1部)に加入した。23年より南葛SCに完全移籍した新井は、同クラブで元日本代表MF稲本のチームメイトとなる。

6月4日、FIFAワールドカップ公式X(旧ツイッター)がそんな稲本の記念すべきゴールを回顧。「22年前の今日、サムライブルーが史上初めてW杯での勝ち点を手にした!」と紹介されたのは、2002年に行われた日韓W杯で得点を挙げ喜ぶ稲本の姿だった。

(画像はFIFAワールドカップ公式Xより)

右手の人差し指を立て歓喜を表す稲本。この姿をX上で見つけた新井も「当時この喜び方真似してました」と回想する。「22年後、一緒の更衣室で着替えてます。人生って面白い」と、現在は同僚となったレジェンドの存在、時代の流れに驚いていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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