磯子区森の医療法人光陽会関東病院に勤務する中谷正美さん（60）＝人物風土記で紹介＝がこのほど、「第59回神奈川県看護賞」を受賞した。59回目を迎えた今回は県内から保健師２人、助産師１人、看護師７人の計10人が選ばれた。
同賞は県内において、長年にわたり業務に励んで顕著な業績をあげた保健師、助産師、看護師などを表彰する制度。例年看護の日（５月12日）にちなんだ看護週間（同日〜18日）に合わせて贈呈式が企画され、今年は５月16日に県立音楽堂＝西区＝で行われた。
中谷さんは横浜市立市民病院や市立脳卒中・神経脊椎センターなどで勤務。両病院での「パートナーシップ・ナーシング・システム」導入をけん引したほか、看護スタッフ及び看護管理者として看護サービスの質向上と人材育成への尽力などが評価された。中谷さんは「スタッフや家族の協力があり受賞できた。感謝の気持ちでいっぱい」と喜びを語った。
