アメリカの航空会社が、搭乗した6歳の男の子に、"粋なサプライズ"を決行し、話題を呼んでいます。
その動画 がこちら👇
動画は、フロンティア航空に勤める客室乗務員の機内アナウンスから始まります。
「ご搭乗の皆さまにお願いがあります。ザビエル・ジョエルくんにご協力ください」
「今日はサビエルくんの卒園式です。しかし、彼は卒園式に出席できませんでした。なぜなら、我々フロンティア航空へのご搭乗を選んでくれたからです」
「我々は、彼に卒園式をプレゼントしようと思います。『このフライト中に』です！」
アナウンスが終わると、『ゴーゴー！』と声をかけられたザビエルくんは、機内後方から前方に向かって歩き始めます。
卒業式で演奏される定番曲『威風堂々』が流れ、機内からは拍手が沸き起こります。
ザビエルくんの母ジャネリーさんは、キャプションに「息子の幼稚園の卒園式を、忘れられないものにしてくれたフロンティア航空に感謝します」とつづりました。
卒園式には出られなかったザビエルくんですが、滞在先で写真を撮るために持ってきた角棒とガウンが、役に立ったようです。
SNSでは、「卒園おめでとう！」「かわいすぎる」など、祝福のコメントが寄せられました。
フロリダ州オーランドに住む親子は結婚式に出席するため、プエルトリコ行きのフライトを予約。しかし、後に決まった卒園式の日程とかぶってしまったといいます。
母ジャネリーさんは、FOXニュース の取材に対し、卒園式に出席できないとわかったときは「心が打ち砕かれた」と語っています。
「私はシングルマザーで、息子の大事なイベントにはすべて立ち会うようにしています」
「（今回の対応は）本当に感動しました。彼が卒園式に出られず、親として心から申し訳ないと感じていたけど、結果的によかったです」
「航空会社の親切な行為は、かけがえのないものになりました」
