富士山周辺の4市1町によるネットワーク会議 富士登山で静岡県が通行料を徴収しないことに危機感を訴える意見も

富士山周辺の4市1町の市長町長が一堂に会する富士山ネットワーク会議が富士市で開かれました。

この会議は富士山に関わる環境や観光、防災など様々な分野で連携を図り、広域的な問題を解決しようと年2回開かれています。

4日の会議では富士宮市の須藤秀忠市長が、富士登山で山梨県側が2000円の通行料を徴収するのに対し、静岡県側が保全協力金にとどまることに対し危機感を訴えました。

富士宮市 須藤秀忠市長:
「今年の夏は静岡県側のオーバーツーリズムが危惧される。富士山周辺自治体及び静岡県と十分協議して進めていきたい」

今年度の事業計画案として10月ごろに富士宮市で富士山防災研究会を開き、富士山が噴火した場合の広域避難計画の情報を共有することなどが
決まりました。

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