ランス伊東純也が移籍厳しいと思うワケ。南野拓実の半分以下でも「貰っている」

伊東純也 写真:Getty Images

スタッド・ランス所属FW伊東純也は、『週刊新潮』のニュースサイト『デイリー新潮』で性加害疑惑が報じられたこともあり、今月も日本代表に招集されず。日本代表OB内田篤人氏との対談で、今夏移籍の可能性が残っていることを匂わせた。

インターネット動画配信サービス『DAZN』で6日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」に出演した伊東。内田氏から今夏の去就を問われると、「チームは…多分ステイです」と答えるも、時折言葉を詰まらせる場面も。「まだ色々とあるんだね」と移籍の可能性を掘り下げられると、「そうですね。まあ、チャンスがあれば」と言葉を返す。これには内田氏も「まあそうだね。それはどの選手もそうなので」と納得した。

そんな伊東は、今季もランスの主力選手として活躍。AFCアジアカップ参戦で一時離脱を余儀なくされたが、それでもリーグアンで3ゴール7アシストをマーク。対談では、アシストランキングでリーグ5位に食い込んだほか、チャンスメイク数が「80」とリーグ3位であることが話題に挙がった。

その際、内田氏は「これリーグ3位だったら、上(のクラブ)から引き抜かれることとか(あるでは?)。他の国とかありそうだけど」とステップアップ移籍の可能性を再び掘り下げる。これに伊東は、残留の可能性が高い要因として「一番は、年齢とかじゃないですか。あと意外に高いという」と説明。ランスで受け取っている年俸が高額であるという見方を示すと、内田氏からの「貰っちゃっている?」という質問に「貰っちゃっている」と答え、笑いを誘った。

なお、フランス紙『レキップ』が今年3月29日に伝えたところによると、ランスでは伊東とモロッコ代表DFユニス・アブデルハミドが最高給取りであり、その額は年俸120万ユーロ(約1億7000万円)であるとのこと。一方、同じくリーグアンでプレーする日本代表MF南野拓実(ASモナコ)は276万ユーロ(約4億5400万円)と、伊東の2倍以上の年俸を貰っているという。

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