青木真也が〝無職〟嘆く「干上がってるにもほどがある」 自腹でGLEAT×DDTを観戦

会場のすみで試合を観戦する青木真也

GLEATの後楽園大会(6日)でDDTとの対抗戦が行われた。

大会では対抗戦らしく両団体の意地が交錯し激しく火花を散らす。メインの6人タッグ戦はGLEATのユニット「バルクオーケストラ」の田村ハヤト、河上隆一、KAZMA SAKAMOTOとDDTの樋口和貞、納谷幸男、飯野雄貴が対戦。ヘビー級6人による激しい肉弾戦で会場を大いに沸かせると、最後はG―REX王者の田村が飯野にまさかの敗北を喫し、因縁を深めた。

そんな中、蚊帳の外で観客席に座っていたのが〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)だった。自腹でチケットを購入して会場入りしたという青木は、物憂げな視線で試合を観戦。大会後は「昨日の朝、たまたまKAZMA SAKAMOTOに会って試合があるって聞いて『ああ、俺は干されているんだ…』って気付いたんだ」と小さく声をしゃがれさせる。その上で「だから、今日はこうして自分に何が足りないか知るために見に来たんだ…」と珍しく殊勝な態度でメガネを光らせた。

日ごろの行いの結果か、試合のオファーが全くないようで「リアル闘魂スタイルズからも干されているし、干上がっているにもほどがあるよ」と、招待状の1つも来ない無職状態を自嘲。最後に「会場に来たら対抗戦でさ。そう言えばDDTにも干されてるんだって気付かされたよ。とにかく仕事がない。グリートしようぜ…」とつぶやくと、後楽園ホールからエレベーターで下っていった。

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