「来季はもっと上を」 ラグビーホンダヒートが津市長を訪問

【前葉市長(中央)に戦績を報告した古田主将(左)と前田ゼネラルマネジャー=津市役所で】

 三重県鈴鹿市を拠点に活動するラグビーリーグワン一部・三重ホンダヒートの前田芳人ゼネラルマネジャー(50)と古田凌主将(28)は6日、津市役所に前葉泰幸市長を表敬訪問し、今季の戦績を報告した。

 今季から1部に昇格したホンダヒートは、1勝15敗と12チーム中11位で終戦。先月の2部2位・豊田自動織機シャトルズ愛知との入れ替え戦を勝ち点差で制し、1部残留を決めた。

 前田氏は「市民の方々から多くのご声援をいただき、何とか1部に残留できた」と感謝。古田主将は「シーズン後半は接戦も増えて自信になった。来季はもっと上を目指したい」と抱負を語った。

 前葉市長は「花園(近鉄ライナーズ)に勝った試合がしびれた」と振り返り、「後半の勢いを来季につなげていただければ。津市民の一人として一緒に盛り上げていきたい」と激励した。

 ホンダヒートは今季、「津市民応援DAY」と称して市民を試合に無料招待したり、津工業高と津西高で出前指導をしたりと、地域貢献活動の一環として市内でラグビーの普及や選手の育成に取り組んだ。

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