ホテルでビールに薬物入れて飲ませ・・・ 昏睡強盗の疑い、48歳女を再逮捕 財布から約21万奪う 千葉市

千葉中央署

 薬物を混入したビールを飲ませて意識を失わせ、現金を奪ったとして、千葉中央署は5日、昏睡(こんすい)強盗の疑いで住所不定、無職の女(48)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は3月25日午後4時25分~午後7時35分ごろ、千葉市内のホテルで、SNSサイトで知り合った60代の男性=千葉県内=に睡眠作用がある薬を入れたビールを飲ませ昏睡状態に陥らせて、財布から現金約21万4千円を奪った疑い。

 同署によると、飲みかけのビールに薬を入れたとみられ、ビールからは精神安定剤のような成分が検出された。「マッチングアプリで知り合った男性が飲んでいた缶ビールに睡眠薬を入れて、眠っている間に財布からお金を盗んだ」などと容疑を認め「生活が苦しかったのでお金がほしかった」と供述している。

 容疑者は市原市内のホテルでの50代男性に対する昏睡強盗容疑で5月に逮捕されていて、地検はこの容疑の処分は保留している。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)

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