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武見敬三厚生労働相は7日の閣議後記者会見で、国内の新型コロナウイルス感染症による累計死者数が10万人を超えたことに関し「他の先進7カ国(G7)諸国と比べて低い水準で抑えられた」との見解を示した。
武見氏は「亡くなられた方々とその家族にお悔やみを申し上げる」とした上で、次の感染症危機に備え、政府に科学的助言をする「国立健康危機管理研究機構」の来年4月発足に向けた準備を進めていると強調した。
厚労省は5日、2023年の人口動態統計(概数)を発表。新型コロナの死者数は3万8080人で、流行が始まった20年からの累計が10万5950人となった。