【RIZIN】“極真最強”上田幹雄、自身より大きい外国人と対戦も余裕のKO宣言「1R、もって2R決着」

上田幹雄【写真:山口比佐夫】

空手家らしく終始落ち着き

格闘家の上田幹雄(29=BRAVE)が格闘技イベント「RIZIN.47」(9日、東京・代々木第一体育館/ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継)の試合前記者会見に出席した。シェミスラブ・コバルチェク(25=ポーランド)との対戦へ向け、現在の心境を明かした。

「極真最強」と呼ばれていた上田は2022年4月にRIZIN初参戦し、プロMMA初戦で“レジェンド”高阪剛に1R・TKO負け。それでもその後は2連勝(RIZINで)しているヘビー級期待の新星だ。

試合2日前、顔色はとても良い。空手家らしく終始、心の乱れはなく落ち着いていた。「自分で自分を褒められる稽古をしてきた。あとはあさってみなさんに褒めてもらえるような試合をできるので、ワクワクしています」と試合直前の心境を明かす。

RIZIN公式のデータによると上田は身長187センチ、リーチ188センチ、体重は105キロ。対するコバルチェクは身長193センチ、120キロ。数字上ではリーチも相手が大きく上回っている。この点に前日計量で体格は「確認しておきたい」と警戒していることを明かした。リーチ差は得意の空手仕込み蹴りで埋めるつもり。「足をジャブで使える」と笑顔を見せた。

それでも「ひと回り大きな相手をKOすることによって『やっぱりヘビー級は上田幹雄だな』と思ってもらえる試合ができる」と落ち着きを見せた。

プロMMA戦績はほとんど同じ。「勝った方が世界に向けて一歩、二歩、三歩進むと思う。そういう意味で負けられない」と語った。

試合展開については「ファイトスタイルを見る限り、1R、もって2R決着だと思います。判定はないと思います」と「対外国人戦」へ最後まで自信をのぞかせていた。ENCOUNT編集部

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