チーフスがWRハードマンと1年の再契約へ

カンザスシティ・チーフスのメコール・ハードマン【AP Photo/George Walker IV】

第58回スーパーボウルで決勝タッチダウンパスをキャッチした選手が、カンザスシティ・チーフスに戻ることになった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地6日(木)に契約について知る人物の話をもとに報じたところによると、ワイドレシーバー(WR)メコール・ハードマンがチーフスと1年の再契約を結んだという。

2019年ドラフト2巡目でチーフスに指名されたハードマンは、キャリア最初の4年間をカンザスシティで過ごした後、昨オフシーズンにニューヨーク・ジェッツに移籍。ジェッツでわずか5試合の出場とレシーブ1回に終わった後、再びチーフスに戻っていた。

昨季、チーフスでレギュラーシーズン6試合に出場したハードマンは、レシーブ14回で118ヤードをマーク。ポストシーズンでは4試合に出場してレシーブ5回、62ヤードを記録しており、その中には、サンフランシスコ・49ersに勝利した第58回スーパーボウルでのレシーブ3回と決勝タッチダウン1回が含まれている。

ハードマンは2024年ドラフト1巡目で指名されたゼイビア・ワーシーと、フリーエージェント(FA)でマーキス・ブラウンを獲得したチーフスのワイドレシーバー陣に再び加わる。今オフシーズンにフィールド外で問題を起こしたWRラシー・ライスが出場停止処分を受けることになれば、ハードマンは選手層を補強する存在となるはずだ。また、新しいキックオフルールの導入に伴い、ハードマンはスペシャルチームでも重要な役割を果たす可能性がある。

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