鈴木誠也、7号先制2ラン含むマルチ長打 カブスは同地区カード初戦に逆転負けで再び借金1

○ レッズ 8-4 カブス ●
<現地時間6月6日 グレートアメリカン・ボールパーク>

シカゴ・カブスが逆転負けで再び借金転落。鈴木誠也外野手(29)は「2番・指名打者」でフル出場し、先制本塁打を放った。

カブスは初回、一死から鈴木が二塁打を放ってチャンスを作るも無得点。そして3回表、一死一塁から鈴木が第2打席を迎えると、初回と同じ真ん中低めのスライダーを完璧に捉え、左翼スタンド2階席に飛び込む7号2ラン。レッズ先発ブラウンから4試合ぶりの一発を放ち、先制点を挙げた。

しかし直後の3回裏、先発ハビエル・アサドが無死一、二塁のピンチを招き、2番デラクルーズに11号逆転3ランを被弾。カブスは6回表にもクリストファー・モレルの12号2ランでリードを奪ったが、続く6回裏に2本の適時打を浴び再逆転。7回裏にはダメ押しの3失点を喫して敗戦。ナショナル・リーグ中地区4位レッズとの敵地4連戦は黒星スタートとなった。

この試合の鈴木は4打数2安打、1本塁打、2打点、1三振という内容。2本の長打で4試合ぶりのマルチ安打を記録し、今季成績は打率.263、OPS.781となっている。

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