木村拓哉、『Believe』で独自すぎる“キムタク柵越え”炸裂 “キムタク握り”に“キムタク三ツ星”…逆襲開始

木村拓哉(C)ピンズバNEWS

6月7日、木村拓哉(51)主演の連続ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系/19年10月期)の続編映画『グランメゾン・パリ』が今年冬に公開されることが発表された。

『グランメゾン東京』は木村演じる尾花夏樹と、鈴木京香(56)演じる早見倫子たち仲間が働くレストラン「グランメゾン東京」を舞台にした物語。今冬には映画『グランメゾン・パリ』の前日譚にあたるSPドラマも放送予定だ。

映画はフランス・パリを舞台に、尾花がアジア人初となるフランスでの三つ星獲得を目指す物語。同7日には、背中合わせの木村と鈴木がエッフェル塔をバックに撮影した写真も公開されている。

「映画の撮影は今年1~3月中旬に行なわれ、大規模なフランスロケも敢行したと発表されています。昨年12月中旬、木村さんはインスタグラムにパスポートを咥えた写真を投稿し“匂わせ”をしていましたが、それが本作の撮影だったのでしょうね。

そんな大注目の映画のドラマ『グランメゾン東京』といえば、木村さんが劇中で披露していた片手の親指と人差し指で輪をつくり、中指・薬指・小指を立てる“三つ星サイン”が話題になった作品ですよね。木村さんは、『マクドナルド』のCMでハンバーガーを親指、人さし指、中指で挟むように持つスタイルが“キムタク握り”としてバズったり、独特の動作が注目を集めることが多い。

そして、現在放送中の主演ドラマ『Believeー君にかける橋ー』(テレビ朝日系/木曜夜9時~)でも、6月7日放送の第7話で似た“キムタク流”が飛び出し、話題沸騰となったばかりです」(女性誌編集者)

ドラマ『Believe』で木村は、自身が携わった「龍神大橋」の崩落事故の真実を突き止めるために刑務所を脱走した逃亡犯で、大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部・技術部長・狩山陸を演じている。

第7話で、木村演じる狩山は自分に崩落事故の罪を被るよう頼んできた帝和建設社長・磯田(小日向文世/70)が指定した密会場所へ向かおうとするのだが、道中に自分の背より高い柵(フェンス)があり、それを乗り越える必要があった。

■独自すぎるフェンスの越え方に視聴者は沸騰

木村演じる狩山は逃亡の際に左の肋骨を負傷しているため、なるべく左半身に負担がかからないような姿勢で柵越えを敢行。右手だけ地面側に伸ばし、左手は柵を軽く持つだけ。そして身体をくるっと回転させ、新体操のような要領で柵を越えた。

この様子が“狩山式フェンス越え”としてX(旧ツイッター)が沸騰し、

《狩山式フェンス越えこれは自分にできない真似したくなるけど狩山さんしかできない》
《またキムタクが伝説作ったのかこれからフェンス超える時は狩山式使お》
《すげー(笑)まったく予想してない動きだった。。。》

といった、驚いたという声が多く寄せられたのだ。

「ドラマ『Believe』は、いつまでも逃亡中の主人公の状況が好転しないこと、木村さんや小日向さん、北大路欣也さん(81)や天海祐希さん(56)など重厚なキャストが多くて若い視聴者に刺さりにくいことからか、今、テレビ界が最重要視している13~49歳のコア視聴率は厳しくなっています。第6話(5月30日)の視聴率は世帯9.9%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)、個人5.8%と高い一方で、コアは1.7%とかなり低かった。

ただ、6月6日放送の第7話で主人公は真相に大きく近づいたし、各登場人物や事件の背景も本格的に分かり始めた。次回、拡大版で放送される第8話から物語は新章に突入しますので、ドラマとして逆襲の時ではないでしょうか」(制作関係者関係者)

次の第8話は、予告に「ついに逆襲開始!」というアオリ文句があるほか、裏切りに次ぐ裏切りで誰が仲間なのかもわからないスリリングな展開が期待できる内容となっている。

「第7話で北大路さん演じる“おやっさん”や、斎藤工さん(42)演じる弁護士に啖呵を切る場面もありましたが、木村さんはやはり権力者、目上の人物に臆することなく、自分の信じる正義を貫く姿が似合いますよね。

これまでは後手後手で、弱い姿も見せてきた主人公ですが、協力者の刑事がいたり、真相が近づくにつれて反骨精神が燃えてきたりと、映像もどんどんアツくなってきている。独自すぎるフェンス越え“キムタク柵越え”も飛び出し、いよいよ多くの視聴者が求めているであろう、“強くてカッコいいキムタク”の逆襲が始まるのではないでしょうか」(前同)

クライマックスが近づく『Believe』。さらなる“キムタクオリジナル”が飛び出すか。

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