食品包装資材・紙容器の開発・販売を行うアベシンが「ちりつもアクション」を提言 中小企業の地道な環境活動を推進

業務用食品包装資材・紙容器の開発・販売を手がける株式会社アベシン(本社:東京都世田谷区 代表:阿部 信之)は、飲食店運営会社などの中小企業が小さな環境への取り組みを推進することによって、全体の大きなSDGs活動に繋げようという「ちりつもアクション」を提言し、2024年5月28日より活動を開始いたしました。

ちりつもアクション開始!プラの蓋を紙の蓋へチェンジ!

≪株式会社アベシンは地球環境負荷低減に貢献したい企業様を応援≫

株式会社アベシンは業務用紙容器会社の先駆けとして、事業を運営する中でのリサイクルやお客様の利便性向上などに注力してきた会社です。

これまでにさまざまな環境配慮型商品を開発・販売してきた実績と経験を活かし、株式会社アベシンは今後、地球環境保全活動に注力したいと希望されている中小企業様や事業主様の支援を積極的に行っていきます。

まず手始めに、多くの企業、商店様がすぐに着手できる小さな環境活動「ちりつもアクション」を呼びかけ、環境負荷低減行動を皆様とともに推進していく考えです。

≪なぜ中小企業に「ちりつもアクション」が必要なのか≫

株式会社アベシンが「ちりつもアクション」を提唱したのは、環境活動に多くの費用を投じることができる大企業とは異なり、気持ちはあるものの、思うように環境課題に取り組めずにいる中小企業様が多いことを実感している事からです。

日本は古くから中小企業の活躍によって経済発展してきた国。あらゆる企業が「ちりつもアクション」を起こせば、やがてそれは大きなうねりとなり、環境保全活動が一気に前進する可能性さえ秘めています。また、中小企業が「ちりつもアクション」を起こすべき理由は他にもあります。

◆ステークホルダーにアピールできる

顧客や取引先はもちろん、地域社会や金融機関など、ステークホルダーに対し環境問題にしっかりと取り組んでいる姿を見てもらうことができます。それにより活動への協力が得られたり融資で有利に働いたり、思わぬ副産物が生まれることがあります。

◆ブランディングに活かせる

「環境問題に取り組む企業」というイメージが集積すれば、それが会社のブランド力に直結します。同じような商品・サービスを提供している会社同士で比較されたとき、よりクリーンなイメージの強い会社が選ばれるというのはよくあることです。

◆社内の環境意識向上や採用に役立つ

環境活動を内外にアピールすることで、社内にも温室効果ガスを削減しよう、省エネしようという機運が高まります。また、環境に対する意識が高い若い世代へのアピール力が高まり、採用面でも有利になるでしょう。

≪株式会社アベシンが提唱する「ちりつもアクション」≫

企業やお店が自分たちにできることからSDGsに対する取り組みをコツコツ進める姿勢・活動を、株式会社アベシンでは「ちりつもアクション」と呼んで普及を呼びかけています。

「ちりつもアクション」は、大企業が新たな設備などを開発・導入して進める環境活動とは一線を画すもので、すぐに着手できる身近なことから無理なくコツコツと取り組む活動を意味します。「ちりつもアクション」には、例えば次のような活動が挙げられます。

【ちりつも(1)】プラ製品を紙化する

海洋プラスチックによる環境汚染が生態系に深刻な影響を与えてきたことは周知の事実です。2021年に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」、いわゆる「プラ新法」が施行されて以来、プラ製品の使用・提供の抑制はあらゆる業界で常識となっています。

宿泊業界ではすでに制度化が進んでいますが、多くの場面でプラスチック製品の出番がある飲食業界などでも、できる物からプラ製品を自然素材である紙製品に代えていくことは、すぐに始められる環境活動です。

<たとえば!年間100万個のドリンクカップのフタを紙製に替えた場合…>

(1)原材料のCO2削減率は47.7%!

(2)廃棄時のCO2削減率は99.6%!

と試算されており、これはSCOPE3の取り組みにもしっかり貢献できる計算です。

【ちりつも(2)】紙化した製品をリサイクルに回す

紙素材にもいろいろな種類があり、土に還る素材でできた製品を使えば、環境負荷を低減することに貢献できます。また紙素材の場合、リサイクルによって日頃使用するさまざまな用品に蘇らせることも可能。こうしたサイクルを実行することで、環境への取り組みもワンランクUPと言えるでしょう。

株式会社アベシンでは、自社工場内の自動販売機で利用する紙コップを回収してリサイクル業者様に委託するという取り組みを長年続けています。回収した紙コップでトイレットペーパーを製造していただき、それを当社が購入するというサイクルができあがっています。

【ちりつも(3)】感染症・食品ロス大作として紙容器を使う

飲食店の宴席などで紙容器をご提供することは、食器の使い回しを予防できるので感染症対策に有効ですが、それ以外にも水資源・電力・洗剤使用の抑制効果に繋がる場合があります。

また、食品ロス対策の一環としてお料理をテイクアウトするための紙容器を常備して食べ残しを極力抑えることも、飲食店にできる重要なSDGs活動です。

≪ちりつもアクションに最適な株式会社アベシンのお取扱い製品≫

株式会社アベシンでは、飲食業などのサービス業者様をはじめとした中小企業様が手軽に無理なく始められる「ちりつもアクション」に最適なアイテムを各種取り揃えています。

◆簡単に圧着できる紙製リッド

1:シールリッドで紙蓋を圧着

ごく薄い紙製のシール状リッドを専用マシンでカップに圧着させるだけで、ドリンクが漏れない便利なアイテムです。リッドは従来のフタと異なり、原材料として使用する資源量を大幅に削減することができるうえ、保管場所や輸送費などあらゆるムダをカットできます。テイクアウトドリンクをメニューに持つ幅広い事業者様のちりつもアクションにおすすめです。

◆非圧着型、しかし漏れにくい画期的な紙リッド

2:取付超楽にこだわった紙蓋

紙コップと同様の環境基準を満たし、なおかつ機能性にすぐれる紙リッドが、御社のエコ活動を推進します。製品一つ当たりの重量を当社比1/2にまで減らし、さらにPE率を6~7%に抑制して製造している画期的なアイテムです。使い勝手や飲み心地にもこだわった製品なので、脱炭素推進だけでなく、紙製は快適性に欠けるという印象を大きく変える効果も期待できます。

≪最後に:ちりつもアクションで環境活動と事業発展同時促進を≫

株式会社アベシンが提唱する「ちりつもアクション」は、たとえば飲食店様がドリンクカップ用のフタをプラ製品から紙製品に変えるだけ、といった簡単なものばかりです。しかし、こうした行動を多くの事業者様が起こすことでそれは大きなうねりとなり、後にまとまった数字として現れてくるでしょう。

また、コツコツと実践する環境活動は企業のイメージ・ブランド価値を押し上げ、金融機関や求職者からの評価を高めるという一面もあります。もちろん、社内での環境意識向上にも大きく役立ちます。

ビジネスを展開する以上、社会貢献と事業発展は両立させるべき重要な二大要素です。どうか多くの企業様が今すぐに「ちりつもアクション」を起こしてくださることを株式会社アベシンは願っています。

ちりつもアクション公式サイト

https://chiritumo-action.net/lp/abeshin/

株式会社アベシン

https://abeshin.net/

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