マンC実力者、EUROメンバーからまさかの落選…英代表同僚も“衝撃”→監督に直談判

ジャック・グリーリッシュがイングランド代表から落選【写真:ロイター】

英代表EUROメンバー発表、グリーリッシュ選外に衝撃走る

今夏の欧州選手権(EURO)に望むイングランド代表メンバー26人が正式に決定した。ギャレス・サウスゲート監督はイングランド1部マンチェスター・シティのMFジャック・グリーリッシュを選外とし、この決定が周りの選手たちにも大きな衝撃を与えたと英紙「テレグラフ」が報じた。

EUROに向けたイングランド代表は事前に33名の候補選手が発表されており、直前合宿と国際親善試合を経て、26名へと絞られた。現地時間6月6日発表された最終メンバーは、33名の候補の中からGKジェームズ・トラッフォード(バーンリー)、DFハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)、DFジャレル・クアンサー(リバプール)、DFジャラッド・ブランスウェイト(エバートン)、MFカーティス・ジョーンズ(リバプール)、MFジェームズ・マディソン(トッテナム)、MFジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・シティ)の7名が落選となった。

この中でもプレミアリーグ王者シティのグリーリッシュの落選は大きな衝撃をもたらしているようだ。テレグラフ紙によれば、グリーリッシュはメンバー外となった事実を知って茫然自失となり、チームメイトもショックを受けていたという。同僚の内、少なくとも1人はサウスゲート監督に直談判を行ったとも伝えられている。

グリーリッシュは今季シティでプレミアリーグの出場が20試合(先発10試合)にとどまるなど不本意なシーズンとなったが、途中出場からでも流れを変えられるオプションとして重要なピースであると考えられており、豊富な経験やキャラクター面でも高い評価を受けている選手。それだけ層が厚いことの証明でもあるとはいえ、サウスゲート監督の決断は大きな話題を呼ぶ結果となった。(FOOTBALL ZONE編集部)

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