カブス鈴木誠也、豪快な一発 「一打席一打席、工夫しながら」

レッズ戦の3回、7号2ランを放ち、祝福されるカブス・鈴木=シンシナティ(USAトゥデー・ロイター=共同)

 大リーグ、カブスの鈴木は6日、7号本塁打を含む2安打と奮闘し「まだ納得するような状態ではないけど一打席一打席、工夫しながら立てている」と話した。

 1日の対戦で大リーグ初の満塁本塁打を放った先発グリーンとの再戦だった。一回は左翼手が太陽光で打球を見失う幸運な二塁打とすると、0―0の三回1死一塁でスライダーを完璧に捉え、左翼席上段にたたき込んだ。

 「たまたま本塁打になったが、2番を打っている以上なるべく得点圏で後続に回したいという思いでやっている」とつなぐ意識を強調したが豪快な一発だった。チームは4―8で敗戦。「少しずつ上がってきていて、つながりも出てきている」とプラス面を強調した。

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