子ども達が夢中になるのはひらひら泳ぐ魚たち。実は、病院内に誕生した小さな水族館です。
■大槻瞳アナウンサー
「安曇野市の県立こども病院に先月、小さな水族館ができたというのです!」
病院に水族館…!?一体どういう事でしょうか。
■大槻アナ
「ありました!早速ご覧になっている人がいますね病院に水槽、珍しい光景です」
入口のすぐ隣に水槽が!病院のマスコットキャラクター「ちるくま」にちなみ、その名も「ちるくますいぞくかん」。みんな、夢中です。
■来院者
「あっ何か隠れているぞ~」
■来院者
「こっちもニモ!こっちもニモ」
待ち時間に子どもや保護者が安らげるようにと前の院長、中村友彦さんが発案。
3月末に退任する際、自ら初期費用を負担し設置しました。
■保護者
「待ち時間がどうしても、あっちゃこっちゃだったので、ここ一カ所にいてくれるのがいい」
■保護者
「きょうも来た瞬間からこっち来たもんね」
■保護者
「待ち時間がすごく楽しくなったと思う」
10種類の熱帯魚がいて、それぞれの名前や生態も一目瞭然。
以前から読書スペースを設けるなど待ち時間を有意義にする工夫を重ねてきました。
■県立こども病院・稲葉雄二 病院長
「病院に喜んでくる人はほとんどいないがこれ(水槽)があることで、病院に行くのがいやだなという思いが少しでも和らいでくるといい。
そういったお子さんの不安が和らいで親御さんも少し楽になるといい」
少しでも憩いの時間を。そんな病院の思いが伝わってか子どもたちの笑顔があふれています。