2席予約→出発間際に片方キャンセル... バス会社が"相席ブロック"行為に「今すぐやめて」

北海道のバス会社「沿岸バス」が2024年6月6日、高速バスにおける「相席ブロック行為」に関する注意喚起をXで行った。

「絶対におやめください」

沿岸バスは、北海道羽幌町に本社を置く。一般路線バスや貸切バスのほかに、高速乗合バス「特急はぼろ号(札幌-豊富)」「特急ましけ号(札幌-留萌)」「特急あさひかわ号(旭川-羽幌)」を運行している。

同社の公式Xは6日、「高速乗合バスの『相席ブロック』行為について」とし、「個人で2名分隣り合わせに予約して出発間際に1名分をキャンセルするなど、意図的に相席をブロックする行為は、絶対におやめください」「(身に覚えのある方、今すぐやめて。)」と呼びかけた。

同社公式サイトによると、ネット予約を利用できるのは「特急はぼろ号」のみ。キャンセルポリシーに関する記載はないが、高速乗合バス各線について、客の都合で切符を払い戻す場合、「社運送約款にもとづき、払戻し手数料110~210円を差し引いてお支払いします。ただし、払い戻し不可と明記しているきっぷについては、この限りではありません」としている。

投稿に対し、ユーザーからは「相席ブロックなんて初めて知りました。他人の迷惑を考えない愚者が本当にいるもんですね」「業務妨害じゃん」「当日キャンセル料100%取るべき」「座席はバス会社が決めるでいいよ」「そういう行為がバス会社にどれだけ迷惑かけるか、しいてはバスの減便や休便となって自分に戻ってくるのよ」といった声が寄せられた。

© 株式会社ジェイ・キャスト