時間を忘れて愛猫と遊んでしまったという経験がある飼い主さんは多いでしょう。そうして絆を深めていくことで、“ふたり”だけの楽しみ方が生まれ、ずっと遊んでしまうこともしばしば。愛猫との“謎の遊び”で、いつの間にか15分も経っていたという投稿が、X（ツイッター）で62万件もの“いいね”を集め、大反響を呼んでいます。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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飼い主さんとねこグーパー遊び “ふたり”の癒やしの時間
「やばい……今日やることいっぱいあるのに謎のグーパー遊びで15分も経ってしまった！」
そんなひと言が添えられた動画には、飼い主さんの膝の上で、ねこがくつろぐ様子が映っています。ふわふわなねこのお腹の上で、重ねられた飼い主さんとねこの“手”。飼い主さんが手をパーにすると、ねこも指の間が見えるほどめいっぱい前足をパーに開きます。
そして、次はグーにすると、前足を丸めてグーに。繰り返し飼い主さんの手の平の動きを真似しています。3回ほど「グーパー遊び」を繰り返した後、ちょっぴり飽きてしまったのか、ねこはパーのまま腕を上に挙げ、飼い主さんを見つめました。その表情は安心しきっており、飼い主さんにすべてをゆだねているように見えます。
この動画がXに投稿されると、62万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「有意義な時間すぎますにゃん」「最高の時間の溶かし方じゃないですか……!!」「その15分のために、ほかの23時間45分があるのかもしれない」「ずっと見てられる……」など、多くの声が寄せられています。
いつものエアーモミモミの延長から“グーパー遊びに”
話題をさらったのは、エキゾチックショートヘアの男の子で2歳の「ひるね」くんです。ひるねくんは、飼い主さんに抱っこされるのが大好き。普段から、飼い主さんが座ると膝の上にやってきて、エア“モミモミ”をし始めるそうです。今回はエア“モミモミ”の延長で遊びが始まったのだとか。
「通常のエア“モミモミ”は両手でするのですが、このときは私が手を広げると、片手だけで真似をしてきたのでおもしろいと思って撮りました。真似なのかたまたまなのかは正直よく分かりません。ひるねはとても頭が良く1番人間っぽいので、もしかしたらミラー効果かもしれないですね！ ミラー効果は親密な関係でのみ成り立つそうなのでそうだととてもうれしいです」
わずか29秒ほどの動画からも、ひるねくんと飼い主さんの信頼関係の高さがうかがえますよね。飼い主さんも忙しさから強制終了に至ってしまったものの、やはりひるねくんはまだ膝の上で過ごしていたかったようです。
ひるねくんは、同じくエキゾチックショートヘアの女の子で3歳の「きなこ」ちゃんと2歳の「こんぶ」ちゃんと暮らしています。ひるねくんとこんぶちゃんはきょうだいで、きなこちゃんは2匹を生んだお母さんです。
実は、今回のようにグーパー遊びをするのはひるねくんだけ。きなこちゃんとこんぶちゃんは、飼い主さんの膝の上に乗ることもないそうです。
ひるねくんと飼い主さんが遊んだのは食後だったこともあり、ほかの2匹は我関せずの様子でゆっくりと寝ていたそうですよ。そんなひるねくん、きなこちゃん、こんぶちゃんの親子の様子は、YouTubeチャンネル「エキゾのきなこさん。」、インスタグラム（＠ekizonokinako）でも見ることができますよ。
○取材協力：エキゾのきなこさん。（@miikomaple）さん
