週末の天気 西日本や南西諸島を中心に雨 局地的に非常に激しい雷雨のおそれ

8日(土)~10日(月)の天気予報

 きょう7日(金)は、東日本を中心に大気の状態が不安定で、所々、雨や雷雨になっている。きょう(金)、雨が降ったのは局地的だが、あす8日(土)から10日(月)にかけては広範囲で、九州南部や南西諸島では、警報級の大雨になる可能性もある。週明けにかけて、予報にはまだブレ幅があるため、最新の情報を確認したい。

あす8日(土) 西からゆっくりと天気下り坂

8日(土)の雨雲の予想

 あす(土)は、東・北日本では、東日本のごく狭い範囲でにわか雨があるが広く晴れそうだ。西日本は天気が下り坂で、昼前後、九州で本格的に雨が降りはじめ、夕方以降は、中国地方や四国、近畿にも雨雲が広がる見込み。南西諸島も断続的に雨が降り、警報級の大雨になるおそれがある。

8日(土)の予想最高気温

 最高気温は、きょうと同じくらいの所が多くなるが、日本海側や北日本ではきょうより高い所が多い予想。福井で31℃、鳥取や京都では30℃など本州の日本海側を中心に30℃以上の真夏日が続出しそうだ。札幌では27℃と3週間ぶりに25℃以上の夏日になり、北海道でも30℃近い暑さの所がある見込み。西日本はきょうより低い所もあるが湿気が増えて、蒸し暑くなりそうだ。

あさって9日(日) 雨エリア東へと拡大か

上:9日(日)昼前の天気分布/下:9日(日)の天気と予想気温

上:9日(日)昼前の天気分布/下:9日(日)の天気と予想気温

 あさって(日)の午前中は、西日本の太平洋側を中心に雨が降り、局地的に非常に激しい雷雨になるおそれがある。夕方から、東海でも次第に本降りの雨になる見込みだが、予報にはまだブレ幅がある。東北北部や北海道も、午前中から雨の降る所がありそうだ。
 暑さはトーンダウンする所が多くなるが、湿気がさらに増える予想。北海道は、最高気温が札幌で21℃など、日ごとの気温変化が大きくなりそうだ。

10日(月) 関東で傘の出番の可能性も

10日(月)の天気と予想気温

 週明け10日(月)は、今の所、予報に雨マークがついているのは沖縄と北日本が中心で、西・東日本では一部だが、月曜日の午前中、通勤通学の時間帯は、関東を中心に雨の降っている可能性がある。予報が変わる可能性があるため、最新の情報を確認したい。

(気象予報士・丸田絵里子)

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