将軍澳の入境事務処が11日に開設

入境事務処の将軍澳宝邑路61号にある新本部が6月11日に開設される。5月30日付香港各紙によると、新本部は行政大楼と執法大楼の18階建2棟の建物で構成されており、敷地面積は1万7000平方メートル余り、正味運営床面積は 5万7000平方メートル余りとなる。MTR将軍澳駅と調景嶺駅に隣接している。新本部には婚姻届・出生届のサービスや、80人を収容できるユニークなデザインの結婚式場、「個人書類申請サービスステーション」などの新たな施設も加わり、1日あたり約6500人の来場者が見込まれている。

入境処の黄君彦・首席入境事務主任(サービス品質担当)は、新本部では婚姻登録サービスを提供するほか、面積約100平方メートル、収容人数約80人の結婚式場を設ける予定だと述べた。地上階と中二階では、この新しいチャペルで結婚式が行われる。講堂にはスターライト効果のある特別な背景カーテンウォールが装備されており、講堂内の照明システムは結婚式にロマンチックな雰囲気を加えるために調整できる。講堂の外にはハート型の花畑とウェディングガーデンもあり、新婚夫婦と結婚式の出席者が記念撮影できる。入境事務処によると、新本部での婚姻登録サービスは6月26日から提供される予定で、これまでに新婚希望者から46件の予約が入っている。さらに新本部では、保護者が新生児の出生登録を行うことができる。

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