「県民の安全安心守るため」警察官が逮捕術競う 県警発足70周年記念、一般公開 福島

警察官が、日ごろ鍛えた逮捕の技を競う逮捕術の大会が福島市で開かれ、特別に一般公開されました。

犯人から抵抗を受けた時に与える打撃を最小限にとどめながら安全に逮捕するのが「逮捕術」。この大会は毎年行われていますが、今年は県警の発足70周年を記念して、特別に一般公開されました。

県内の警察署や県警本部から選ばれたおよそ230人が出場し、男性の団体戦と女性の個人戦が行われました。防具を身に着けた警察官が試合用の警防や短刀などを使って、柔道や空手、そして剣道などを組み合わせた技でポイントを奪い合います。

いわき中央警察署・加藤周巡査「県民の皆さんの安全と安心を守るためにも1試合1試合精一杯こなして、大会が終わってからもこの練習の成果が活かせるように頑張っていきたいと思います」

県警は、この大会を福島にとって力強い警察を実現する原動力にしたいとしています。

各部門の優勝は以下の通りです。
【団体戦 第1部】 郡山署
【団体戦 第2部】 南相馬署
【全勝賞】 南相馬署 上泉竜治 巡査長 鈴木智貴 巡査
【女性警察官・警棒の部】福島北署 橋本瑞貴 巡査長
【女性警察官・徒手の部】福島署 星友美 巡査長



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