小祝さくら、吉本ひかる、岩井千怜が首位でターン

連覇がかかる岩井千怜は「67」でプレーした(撮影/松本朝子)

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープン 2日目(7日)◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫)◇6526yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆4442人)

前年覇者の岩井千怜が21位から出て7バーディ、2ボギーの「67」でプレーした。「68」で回った吉本ひかる、「74」でプレーした小祝さくらと並んで通算7アンダー首位につけた。5月「RKB×三井松島レディス」以来の今季3勝目を目指して決勝ラウンドに臨む。

午後組のプレーに岩井は「午前で回った昨日よりグリーンは少し硬くなっていたので、手前から転がるイメージを計算していました。ショットは特にアイアンはイメージ通りに打てる時が多かったです」。前週の「全米女子オープン」から帰国して「グリーンが速いイメージがまだ残っていて、今日も“もう少し打てたら”というパットがいくつかありました。でも、徐々に対応できています」という。

ディフェンディングチャンピオンの意識は「全然ありません」。いつも通りに「いい結果が欲しかったら、今に集中するのが大事なので、目の前のプレーをしっかりやっていきたい」と話した。

小祝さくらは「74」でプレーした(撮影/松本朝子)

6アンダー4位は大里桃子、高橋彩華。5アンダー6位に直近2季連続で年間女王の山下美夢有、金田久美子、野澤真央、内田ことこが並んだ。

前週「ヨネックスレディス」を制した新垣比菜は「78」とたたき、通算6オーバー98位で予選落ちを喫した。

初日6アンダー3位発進したメルセデスランキング(年間レース)1位の竹田麗央は、背中痛のため第2ラウンドスタート前に棄権した。

前週の海外メジャー「全米女子オープン」から帰国出場組は棄権した竹田を除いて13人全員が予選を通過した。

吉本ひかるはツアー2勝目を目指す(撮影/松本朝子)

<上位成績>
1T/-7/吉本ひかる、小祝さくら、岩井千怜
4T/-6/大里桃子、高橋彩華
6T/-5/山下美夢有、野澤真央、金田久美子、内田ことこ
10T/-4/蛭田みな美、青木瀬令奈、尾関彩美悠、高久みなみ、高木萌衣

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