4月の通貨統計、総預金2.2%増

香港金融管理局(HKMA)は5月31日、2024年4月の通貨統計を発表した。同日の政府新聞公報によると、4月の認可機関の総預金残高は前月比2.2%増で、うち香港ドル預金は0.5%増、外貨預金は3.7%増。1~4月の総預金残高は2.1%増、香港ドル預金は同0.7%増となっている。香港の人民元預金は4月に15.2%増、4月末現在で1兆882億元。越境貿易決済の人民元取引総額は4月に1兆2570億元に上り、3月の1兆2484億元より増加した。預金残高の変動は金利動向、市場での資金調達活動など多くの要素の影響を受ける。このため長期の趨勢を観察する必要があり、月単位の変動を過度に読み解く必要はない。

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