初夏の特産品「ひるぜん大根」の出荷が本格化【岡山・真庭市】

岡山県内一の大根の産地、真庭市の蒜山地域で、初夏の特産品「ひるぜん大根」の出荷が本格的に始まりました。
真っすぐに伸び、その白さが目を引く「ひるぜん大根」。JA晴れの国岡山ひるぜん大根生産部会の会長、井藤文仁さんの畑では6月7日、1000本の大根が収穫されました。
火山灰を含んだ蒜山地域特有の土壌と涼しい気候の中で育つ「ひるぜん大根」は、冬に旬を迎える大根と変わらない甘さとシャキシャキした食感が特徴です。
この日は蒜山地域6つの農家からおよそ1万本が収穫され、選果場に運び込まれた大根は水洗いし、葉を切り落とした後、形や大きさによって6つの等級に分けられ、出荷されました。
この日出荷された「ひるぜん大根」は8日午後には岡山県内などのスーパーや、JAの直売所に並ぶということです。
生産部会では年間を通じて例年並みの700トンを目標に出荷を予定しています。

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