国民スポーツ大会 「コンパクトな大会」開催を7県で要望へ

今後の在り方を議論することが決まった国民スポーツ大会について、2029年以降に開催される群馬や山梨、沖縄など、7県の知事らが参加してオンライン会議が開かれ、コンパクトな大会として開催できるよう国などに要請することを決めました。

オンライン会議には2029年以降に国民スポーツ大会の開催を予定している群馬や山梨、沖縄など7県の知事や副知事が参加し、群馬県からは山本知事が臨みました。

1946年に始まった国民スポーツ大会=旧国民体育大会は、原則として各都道府県が持ち回りで開催していて、現在2巡目です。

全国知事会のなかでは「開催自治体の負担が大きい」という意見が出ていて、大会を主催する日本スポーツ協会は3巡目以降の在り方を議論する有識者会議を設置することを決めています。

7日の会議では、発起人の鳥取県の平井知事が地域の実情に合わせて、2巡目でもコンパクトな大会として開催できるよう国に求める要望書案を説明しました。

山本知事が「今回の要望の内容は群馬県が目指してきたものと同じ方向性」と賛同したほか、他の県も賛同の意を示して全会一致で採択されました。

来週11日に、山本知事や鳥取県の平井知事らが文部科学省や日本スポーツ協会を訪れ、要望書を手渡す予定です。

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