ラオス・ベトナムが観光業連携強化

ラオスとベトナムの観光協力は、両国とも豊富な可能性をきっかけに、近い将来に活況を呈すると見込まれている。ラオス情報文化観光大臣のスアネサヴァン・ヴィニャケット氏(Suanesavanh Vignaket)によると、ラオスとべトナメは観光を促進するに幾つかのプログラムを開催したことがある。中には、ルアンパバーン県にて開催された国の北西部とホーチミン市を紹介する文化観光週間と、ハノイ・ビエンチャン観光貿易促進会議のようなイベントが含まれている。両国間の旅行は人々に隣国の歴史や伝統文化への理解を深め、これによってラオスとベトナムの長年にわたる友好関係も強化されてきた一方、両国の観光業にはさらに緊密な連携、特に公式に計画された交流が必要だと言われている。入国手続きの合理化、企業から観光業への投資の促進と、特定の観光地の共同普及は、公式計画の主な目標になるようだ。

ラオス情報文化観光省観光開発部の報告によると、近年ベトナムからラオスへの観光客数は増加している。今年の第1四半期に、ラオスは26万4千人超えのベトナム観光客を接待した。これは昨年同時期の数値と比べ47%上昇して、ベトナムもラオスへの外国人観光客の2番目に大きな供給国となっているという。同時に、ラオスはベトナム観光市場のトップ15に含まれていて、3万3千人超えのラオス観光客はベトナムへ訪問したそうだ。両国間の旅行は陸路でも空路でも便利で、かかる時間は僅か80分。ベトナム人観光客の多くはビエンチャンと川沿い町のヴァンヴィエンを訪れ、ラオス人観光客はベトナムの歴史的や文化的な遺跡、砂浜などの美しい景勝地に巡るのが好みのようだ。

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