台風の新たな名前、香港提案は「青馬」

香港天文台は6月6日、新たな台風の名前に関するプレスリリースを発表した。同日付政府公報によると、先ごろ行われた第56回台風委員会会議で、9つの新しい名前の採用が決まった。大きな災害をもたらした台風の名前は台風委員会加盟国からの要請によってその後は使用しなくなり別の名前に置き換えられるという慣例があり、2021年の台風3つと2022年の台風5つが除外された。また、フィリピンが提案したタガログ語の名前「Malakas」は他の言語で不適当な意味を持つことが分かり除外された。このたび新たに採用された名前は以下の通り。北朝鮮が提案した「Jamjari (トンボ)」、香港が提案した「Tsing-ma(青馬大橋)」、日本が提案した「Tokei(時計座)」、 ラオスが提案した「Ong-many(希少動物)、 フィリピンが提案した「Amuyao(山峰の名前) 」、韓国が提案した「Gosari(ワラビ)」、韓国が提案した「Hodu(クルミ)」、 ミクロネシアが提案した「Sarbul(モンスーン・雨季)」、 ベトナムが提案した「Luc-Binh(睡蓮)」。

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