井上尚弥への「米国に来い」の声に皮肉 米女性レポーター「ほら見て!彼は必要な時に来る!」

世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥【写真:荒川祐史】

米レポーターが井上尚弥の姿を引用

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は6日(日本時間7日)、米ニューヨークで開催された全米ボクシング記者協会(BWAA)の表彰式を兼ねた夕食会に参加した。英語と日本語でスピーチし、米興行大手・トップランク社CEOと2ショットで記念撮影も。そんな様子に対し、米女性レポーターは「必要な時には彼は来る!」と米ファンを皮肉っている。

井上はネクタイ、スーツともに黒で統一し、会場に現れた。肩に手を添えたのはトップランク社のボブ・アラムCEO。92歳の世界的プロモーターとともに微笑んでいる。井上は2023年のBWAA年間最優秀選手賞「シュガー・レイ・ロビンソン賞」を日本人初受賞。壇上ではスピーチにも臨んだ。

そんな様子をXで引用したのは、米スポーツ専門局「ESPN」で実況や司会、レポーターを務めるクリスティーナ・ポンチャー氏。文面で「ほら見て! 彼は必要な時には米国に来る! おめでとう、ナオヤ・イノウエ」と投稿すると、米ファンからは「彼はレジェンド、他の人が彼のことをどう思おうが関係ない!!」などとコメントが寄せられた。

井上を巡っては、米ファンなどから「米国に来て戦え」という論調があった。しかし、軽量級のマーケットは日本が中心。5月6日の東京D興行では莫大なマネーが動いた。井上がXに「試合が見たいのなら日本に来ればいい」とつづった通り、全てが米国中心というわけではない。しかも、井上は過去3度、米国で試合をしてきた。

そんなしつこい一部の米ファンの声を皮肉るようなポンチャー氏の投稿だったようだ。

THE ANSWER編集部

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