フーシ派、国連や米民主化団体のイエメン人職員を拘束か

[ドバイ 7日 ロイター] - イエメンの親イラン武装組織フーシ派は、国連など国際機関で働くイエメン人職員少なくとも15人を拘束した。国際的に承認されているイエメン政府の関係者3人が7日、ロイターに明らかにした。

拘束されたのは国連職員9人のほか、米民主化推進団体「国民民主研究所(NDI)」の職員3人、地元人権団体の職員3人。フーシ派の情報部員が7日に職員の自宅や事務所を襲い、電話やコンピューターを奪ったという。

フーシ派は過去3年の間に首都サヌアにある米国大使館に勤務していたイエメン人職員約20人を拘束している。同大使館は2014年に業務を停止した。

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