ジョージア大使が比較した2つのソース 揚げ物を注文 「どちらがお好みですか」との問いかけに反応続々

揚げ物にかけるソースは好みによってわかれる(写真はイメージ)【写真:写真AC】

日本の飲食店では、お店の配慮で、料理に合わせたソースが複数用意されることがあります。どのソースをかけるのが一般的なのか、知らない外国人には少しハードルが高いことも。駐日ジョージア大使館で特命全権大使を務めるティムラズ・レジャバさんは、チキンカツ定食を注文したときに2つのソースを比較。自身のX(ツイッター)アカウント(@TeimurazLezhava)で「どちらがお好みですか」と問いかけると、さまざまな声が上がりました。

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地域によっても好みがわかれるソース

「お店からのお気遣いによって中濃とウスターソースの比較を楽しんでいます。皆様はどちらがお好みですか」

そんなコメントとともに投稿された写真には、ティムラズさんが注文したチキンカツ定食の写真が。中央の丸皿には、千切りキャベツやトマト、ポテトサラダ、そしてからっと揚ったチキンカツが2枚のっています。

丸皿の上には、小さな深皿が2つ。そこには、それぞれ中濃ソースとウスターソースが入っているようです。

揚げ物との相性が良い中濃ソースとウスターソース。中濃ソースは果物や野菜の繊維質がウスターソースよりも多く含まれ、ほどよい甘みととろみがあるのが特徴です。一方、ウスターソースは中濃ソースと比べてサラリとした口当たりで、やや酸味が強く、スパイシーでさわやかな味わいがあります。

どちらのソースをかけて食べるかは、日本人であっても意見や好みがわかれるところ。また地域性もあり、東日本では中濃ソース、西日本ではウスターソースが主流のところが多いようです。

ティムラズさんが呼びかけた投稿のリプライ(返信)には、「中濃ソースって関西圏ではほとんど使わないです。ウスター一択!」「カツにはウスターソースが好きです」「すみません! 私は、しょう油をかけていただきます」「カツなので中濃ですねー。おいしそうです」「ポン酢おろしや味噌ダレも大好きです。あ、トンカツのほうだったかな?」など、さまざまな声が寄せられています。

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