ビルバオ退団のムニアイン、ファンだと公言のリーベル入団は不可能か…アルゼンチン名門幹部が事情を説明へ

今シーズン限りでアスレティック・ビルバオを退団する主将MFイケル・ムニアインのリーベル・プレート入団は難しいようだ。6日、アルゼンチンメディアの『オレ』が報じた。

現在31歳のムニアインは、アスレティック・ビルバオの下部組織から2009年7月に16歳7カ月11日の若さでトップチームデビュー。クラブの公式戦最年少出場記録を樹立し、以降は最年少得点記録も更新して同年12月にプロ契約を締結した。その後はワン・クラブ・マンとしてプレーを続け、公式戦579試合に出場。今年4月には悲願のコパ・デル・レイ(国王杯)優勝を成し遂げ、同月に今シーズン終了後の退団を発表した。

そんなムニアインは以前からリーベル・プレートのファンであることを公言。そのため、アルゼンチンの名門が同選手の新天地候補だと報じられていた。

しかしながら今回の報道によると、外国人枠の関係でムニアインのリーベル入団は難しいという。リーベルはコロンビア代表FWミゲル・ボルハや1990年代にナポリ、ローマ、ユヴェントスなどで活躍したダニエル・フォンセカ氏の息子であるウルグアイ人FWニコラス・フォンセカなどで外国人枠が既に埋まっており、外国籍選手を放出する予定もないことからムニアインの獲得ができない状態となっている。

そんななかリーベルの幹部は、ムニアインに連絡を入れリーベルへの愛に感謝を示すとともに、同選手を獲得することが難しい理由を直接説明する意向だという。

なお、ムニアインを巡っては、ブラジル、メキシコ、アメリカ、中東のクラブが獲得に興味を示しており、これらの国のクラブが新天地候補となると同メディアは説明している。

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